カメムシが異常発生中!?知られざるカメムシの生態と対策方法は?

カメムシは1年おきに数が増えたり減ったりする傾向があります。
今年は数が多い「表年」となっている。記録的な早さの梅雨明けもカメムシの数に影響し、過去10年で最も数が多かった地域もある。
米や果物への被害が懸念されるため、これまでに24の都道府県が農家に「カメムシ注意報」を発令している。
カメムシは強烈な臭いを放ち、家屋にまで侵入してくる厄介者だ。知られざるカメムシのメカニズムやその習性とは?
ストロー状の口器で農作物を傷つけ、養分を吸い取るカメムシは、数十種が知られている。カメムシには大きく分けて、稲につく斑点米カメムシと、ナシ、モモ、リンゴ、ミカンなどの果物につく果樹カメムシの2種類がいる。果樹カメムシは、1年おきに発生量が増減するカメムシです。
斑点米カメムシは、その名の通り米に黒い斑点ができ、米の値段が下がる。
困ったことに、斑点米がどの程度汚染されているかは、米を収穫してみないと分からない。
果物の場合、カメムシが果汁を吸うと表面がデコボコして変色し、売れなくなると、この害虫を研究している山口県農林総合研究センターの溝部真二専門研究員(63)は説明する。
山口県が県内4~5カ所に設置した白熱灯の「警告灯」で採取したカメムシを調べたところ、5月26日からの1カ月間に採取した果樹カメムシは過去10年で2番目に多く、隔年現象とは関係のない斑点米カメムシは過去10年で最も多いことが判明した。そこで、県は7月4日、果樹カメムシと斑点米カメムシの警報を同時に発令し、農家に薬剤散布などの対策を呼びかけた。
カメムシは臭い虫というイメージが強いが、実は心地よい臭いを放つ種類もある。一般的なカメムシであるキバラヘリカメムシはその代表格で、アオリンゴのような爽やかな香りを放つ。
また嗅ぎたいと思うようなカメムシである。
しかし、カメムシの臭いの多くは、人間にとって不快なものである。カメムシが人家に侵入するのを防ぐには、窓やドアの隙間をできるだけなくすこと。また、カメムシを外に捨てる場合は、強烈な臭いを発する前にすぐに捨てるのが効果的だ。
あまり家には入ってきてほしくないカメムシ。
しっかりと対策をしたいと思います。
今日は以上です。